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大阪の小中学生に英検受験をオススメする理由

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塾講師をしていると、最近の大阪は本当に英語教育に力を入れているなぁと感じます。

C問題の導入から、指導教員の補充、ネイティブスピーカーの教員採用など英語教育の環境整備を着々と進めています。

これも2020年東京オリンピック、もしくは万博大阪誘致に向けての努力なのでしょうか。

そして、現役中学生にも英語を勉強することに、大きなメリットを与えています。

それが、大阪府立高校入試での英検(英語検定)保持者に対する優遇制度です。

「英検持ってると、受験に影響するんですか」という問い合わせを非常に頂くため、概要とそのメリットを説明しておきましょう。

1.大阪府立高校入試での英検の扱いとは

大阪府立高校入試では、H29年度より外部検定の合格者に読み替え点数を与えることを発表しています。

対象となる外部検定は

TOFLE iBT
IELTS
英検

の3検定となっています。

TOFLEiBTとILETSは大学入試や留学を考える方のための試験となっており、難易度も高く設定されています。

中学生ではなじみのない生徒がほとんどです。

しかし英検は日本での歴史も古く、学校単位での集団受験もあるため、中学生でもおなじみの検定試験となっています。

それでは、何級から高校入試に影響するのでしょうか。

大阪府の発表では各級ごとの試験読み替え率を

2級が80%
準1級が90%
1級が100%

と決定しています。

準2級以下には読み替え得点は設けていません。

それでは、これにどのような意味があるのでしょうか。

2.英検有資格者の圧倒的メリット

読み替え率とは単純に点数保障のことです。

大阪の効率入試は90点満点ですから、2級の合格者は72点が保証されます。

72点以上はあっても72点以下はありません。

これは圧倒的メリットです。

受験勉強の際に、英語の勉強をしなくてもいいと考えることもできます。

正直なところ72点という数字は受験においては、合格圏内の点数です。

入試は100点を目指す試験ではありません。

北野高校など最難関高校受験以外では、いかに80%~90%を確実に取れるか、ということに重点を置くのが、入試での指導です。

それが保証ともなると、こんなに大きなメリットはありません。

2級以上の保持者は手放しに今までの努力を称え、喜ぶべきでしょう!

そして英語以外の科目の受験勉強に勤しむべきです。

3.英検非保持者にとってはデメリット!

この制度、英検保持者にとってはメリットしかありません

しかし非保持者からすると最悪の制度と言えるかもしれません。

検定合格者は最低でも80%が保証されるのですから、入試当日の"失敗"はありえないわけです。

これは検定をもっていない生徒はたまりません。

点数を競う前から相手の点数が決まっているんですから、不利と言わざるを得ません。

特にC問題受験者にとってこれはイタいですね。

社会・理科・数学は入試対策の効果が非常に出やすい科目であるのに対して、英語は入試対策の効果が出にくい教科であることは間違いありません。

(当然、対策の効果はハッキリ出るので、対策は必要です。ただ社会理解数学のように解いたことのある問題がそのまま出るということは英語では、ほとんどない、ということです。)

出題される文章の種類や事前の英語以外での知識が得点に結びつく可能性が大いにあります。

例えば、私の教え子で英語が不得意な生徒がいました。

勉強自体はよくできたので、定期テストでは簡単に9割を取っていましたが、実力テストでは7~8割、模試でも英語の結果が圧倒的に悪かったのです。

そんな彼の趣味は宇宙の研究でした。

はやぶさの打ち上げに感動し、宇宙に興味をもった彼は宇宙関係の本を読み漁り、将来はJAXAに就職したいと夢を持っていたのです。

そんな英語が不得意な彼が、英語の苦手を克服できないまま、入試へ臨みました。

なんと出題されたテーマははやぶさについて…なんという偶然…と思いましたが、これも彼の運でしょう。

本人曰く”読まずとも内容が理解できた”とのことでした。

英語ではこうした偶然がありえるのです。

そしてこの偶然が入試の結果にどんでん返しをもたらすのですが、読み替え制度ではこのどんでん返しはあり得ません。

そういった意味では、非保持者にとっては、デメリットであると言えるでしょう。

4.英検2級合格者は高校生で50人に1人!

しかし安心してください。

英検2級保持者は高校生でも全体の2%程度です。

100人いれば2人程度ですので、中学生の保持者ともなると1%を切ることは確実でしょう。

ですので、デメリットと言いましたが、対象者は極わずか、ということも同時に理解しておいてください。

実際に英検2級合格に必要な英語力は

”高校卒業程度” ”社会生活に必要な英語を理解し使用することができる”

となっています。

つまり英検2級を合格するためには、中学英語だけでは全く足りないのです。

英語教室や英検対策塾に通うしか合格する方法はありません。

こうした事情からも保持者がかなり少ないことが理解できるでしょう。

5.早めの対策がカギになる!

保持者が少ないからこそ、英検2級以上を持っている人は高校受験で周りと大きく差をつけることができます。

私の経験から、英語教育に年齢は関係ないと思います。

イチから文法や読解をしっかり理解するよりは、感覚として英語を身に着けた後に文法などの定理を理解する教科だと思います。

ですので、早いうちから英語に慣らせておき、高校入試に向けて2級に合格させるのはとても効果的だと思います。

ただし、どの教科にも言えるのですが学問はまず興味が先行しなければ大きな効果は得られません。

親の一方的な価値観で英語を強制させ、結局効果が出ていない子どもが多いのも事実です。

そういった意味ではきちんと英語に興味を持たせてくれる教室選びも大切なるので、正しく楽しい教室で、早いうちから英語教育に慣れていくことをオススメしたいと思います。

教室にいかずとも

・ディスニー作品やMARVEL作品など、子どもが好きそうな映画を英語で見てみる

・身近な海外に旅行する

・洋楽を聞かせてみる

など興味をひかせる方法はたくさんあります。

映画ならVODサービス、音楽ならストリーミングサービスが充実している今なら、手軽に行えるので、ぜひ実践してみてください。

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まとめ

英検2級以上合格者は大阪府立高校入試で大きなメリットが得られることが理解できたかと思います。

こうした制度を設けたのも、今後英語を活用できる人材が求められているからでしょう。

特に日本は英語教育後進国と言われ続けてきました。

こうした英語改革が功を奏し、英語大国と呼ばれるような日が来ると嬉しいですね。



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