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教育論

性格と勉強の関係って?

更新日:

自分の子どもはガサツだから勉強は…
なんてこと考えていませんか?

現役塾講師から見た性格と勉強について
お話していきます。

1.性格が明るくて活発=勉強に向いてない?

勉強ができる子って…なんとなく性格が
内向的なイメージがありませんか?

でも実際のところはどうでしょうか。

内向的という言葉にどのようなイメージを
持っているか、という事にもよりますが、
私の感覚では、勉強ができる=内向的は
ほとんど当てはまりません。

性格が社交的な生徒でも、内向的な生徒でも
どちらでも勉強ができる子、できない子は
同じ数だけ存在する
と思います。

ですので、社交的か内向的かは
勉強ができる・できないには
あまり関係ないといっても差し支えはないでしょう。

2.勉強ができる子、できない子の特徴

それでは、私が指導してきた中で、
勉強ができる子にはどんな特徴があったか

反対に、なかなか理解が進まない子には
どんな特徴があったかをお話しします。

まずは勉強ができる子の特徴です。

(1)なんにでも興味を持つ

(2)講師に質問することを臆さない

(3)眠たそうな姿を見せない

(4)好きなことがはっきりしている

(5)挨拶がしっかりできる

このあたりは勉強ができる子の特徴に当てはまります。

(1)についてはかなり大きな要素だと思います。

どんな分野を勉強しても、自分なりに疑問を見つけ、
そこに興味を持とうとする
のです。

そこから(2)につながると、その生徒自身も
疑問が解決する喜びを知るからか、
色んなことに、どんどん奥深く興味を
持っていきます。

このループに入る子というのは、勉強が後ろから
勝手についてくるように、勉強ができるように
なっていくことが多いです。

(3)に関してはおそらく、自分の生活の管理が
しっかりとできているのでしょう。

常にハキハキとし、ハツラツとした様子を見せてくれます。

(4)に関しては、勉強のできる生徒は、いろんなものに
興味をもつのですが、それに加えて一番好きなものがハッキリと
している
ということもよくあります。

例えば、大阪府下でも上位校の茨木高校に合格した生徒は、
「宇宙」がとても大好きで、「宇宙」を知るために
「宇宙」を中心としてすべての勉強の軸を作っていきました。

地理や歴史などからも「宇宙」のワードを見つけ出し、
そこから広く興味を引き出していました。

(5)に関しては、私にもはっきりとした理由は
見当たりませんが、勉強がしっかりできる子は
挨拶がしっかりとできる子がほとんど…

いえ、すべてと言っても過言ではありませんでした。

それでは反対に勉強ができない子の特徴です。

(1)なんに関しても興味を示さない

(2)眠たそうな姿が多い

(3)集中できない

(4)好きなことがあまりない

(1)に関しては、前述とは真逆です。とにかく興味を示しません。

つまり疑問を抱くことがありませんし、自ら解決しようという意思も
あまり見受けられません。

「なぜ?」という疑問は全ての勉強の出発点です。
そこに立てないということは、勉強に関して
伸び悩んでしまうことが多いということです。

(2)に関しては、自己管理のなさの表れでしょう。
ただし、クラブ活動などで大変疲労している場合もあるので、
大人のアドバイスなどで治る場合もあります。

(3)は国語の問題を解いているときなどによくわかります。
文章を読むときに、目があっちへいったり
こっちへいったり、しばらく放置していると、爪のささくれを
いじっていたり、シャープペンシルの先端を見ていたり…
その様子は大変興味深いのですが、勉強の姿勢としてはNGです。

もちろん学習障害などの可能性もあり、否定だけをするつもりはないですが、
勉強をする際には、気にしておかなければならない点であることは言うまでもありません。

(4)に関しては、(1)と少し重複するところはありますが、
つまるところ、「どんなことにでも関心を持てない」ということは
「疑問が湧いてこない」ということなのです。

疑問なくして、効率のいい勉強はあり得ません。

「どのようにして興味を持たせればよいのか」
に関しては別のタイミングでお話ししたいと思います。

3.親はどう向き合うべきか

親心としてはどうしても勉強に打ち込んで欲しい
と考えてしまうと思います。

性格や興味をとやかく言う前に勉強はしなくちゃならない
と焦ってしまう気持ちもわかります。

しかし、「勉強しろ」といったところで子どもは
正直に「うん、そうする」とはならないわけです。

(むしろなったほうが少し恐ろしいです)

では、親としてはどう向き合うべきなのか。

それは、常に味方でもなく、敵でもない存在として
向き合うこと
がベストです。

「勉強をしてほしい」という立ち振る舞いではなく、
「今、何がしたいのか」「何に情熱を燃やせるのか」
を子どもから引き出せる相談役になれればいいのです。

子どもは勉強がしたくないわけではありません。

勉強をしなくちゃいけないのはわかるけど、
一体なぜしなくてはいけないのか、
自分が勉強をする背中を押してくれるものはなんなのか
そこがはっきりしないので、勉強に対して
妙なもやもや感を持ちながら
なんとなく勉強してしまうのです。

私が見てきた生徒たちの中で、積極的に勉強をする
生徒たちは「自分がなぜ勉強をするのか」
ハッキリとしている生徒がほとんどです。

ゴールが見えているからこそ走れるのです。

そして、ゴールを見せてあげることのできるのは
その生徒の周囲にいる人たちにほかなりません。

両親や兄弟、先生や先輩、近所の人…
あらゆる可能性があります。

しかし、どうしてもその存在に巡り合えない子どもも多いのです。

そんな時に両親は最後の砦となります。

両親というのは、その気持ちに火をつける
最も近い人物であり、最後の人物でもあるのです。

ゴールが確認できれば、子どもはしっかりと走り出します。

「勉強してほしい!」だけではなく、「何のために」を
はっきりとさせるように向き合っていけば

子どもたちはきっと答えてくれます。

回りくどいようですが、それこそが近道。

まさに急がば回れということですね。



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