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勉強方法

中学2年生チャレンジテスト対策2017~英語編~

投稿日:

今年も大阪の中学生にはチャレンジテストがやってきます。
対策している人、していない人、これからする人、
さまざまな人がいると思います。

 

今回はチャレンジテスト対策の英語編。
実はチャレンジテストの英語は、定期テストでも、
入試でもないある特異な点があるのです。

そこを知ることができれば、対策も比較的スムーズに
進めることができます。

その点を踏まえつつ、チャレンジテストの英語対策について
お話ししていきましょう。

 

1.チャレンジテスト(英語)の特徴

まずチャレンジテストの英語の特徴をとらえておきましょう。
チャレンジテストの英語は9つの大問から構成されています。

リスニングセクション大問1~大問3
リーディング&ライティングセクション大問4~大問9
となっています。

リスニングセクションは難易度にすると
★★☆☆☆
このくらいです。
英検4級レベルの問題を解くことが出来れば問題ありません

基本的な文法を用いた対話ですが、文法が分からずとも
単語レベルで聞き取ることができれば対応できます

単語の復習、そしてリスニング問題に
慣れておくことで対応可能ですので、
英検4級レベルの問題で対策するとよいでしょう。

 

そして大問4は、文法確認の穴埋め問題です。
英文法の理解を求める問題なので、
be動詞/一般動詞の区別、単数・複数の理解、時制、
疑問視を用いた疑問文進行形、不定詞
を理解できていれば
満点を取ることができるでしょう。

当日の理解というよりは、試験前までどれだけ
理解しているかということが大切なパートですので、
英検4級レベルの文法問題を解けるようにしておきましょう。

 

そして大問5~大問9はなんとそのほとんどが
リーディングの問題となっています。

チャレンジテストの頂けないところなのですが、
問題の構成がかなりリーディング寄りになっています。

ライティングや文法理解は全体の10%にも満たず、
ほとんどが読むことに費やされています。

これで果たして英語理解の基準を把握し、
チャレンジテストの目的を果たすことができるのか?
と甚だ疑問ですが、実施が決まっている以上、
対策をせざるを得ません。

それでは、次章で、長文の対策についてお話しします。

2.長文への対策

長文問題はリーディングの能力を問う内容ですが、
ただ単に英文を読めるのかを問うのではなく、
必要な部分の情報のみを捉え、適切に読み取れるか
という点を問うパートなのです。

ですので、必要でない部分を時間をかけて読み解くというのは、
解き方として大きな間違いです。

長文はあくまで必要な部分を読み解くもの。
それでは、必要な部分はどうやって見つければよいのでしょうか。

それは問題文に出てくる単語が大きなカギとなります。
例えば、こちらは前回の問題文の一例です。

(1)では年賀状メールの総数
(2)ではリンダの国のクリスマスの過ごし方を問うています。

(1)の場合は、リンダの年賀状とメールの数を
聞いているので、本文のリンダのセリフから
年賀状と、メールという単語を探します

cardmailさらに枚数ですので数字があればよいでしょう。

(2)の場合は、リンダの国のクリスマスの過ごし方を聞いているので
country, Christmasこのあたりの単語を探しましょう。

そして本文を見てみると、

このようにズバリ狙い通りの英単語がありました。
この囲んだ内容を読み解けば良いということです。

それでは読み解くコツについてお話ししていきます。

3.英語読解のコツ

英文を読み取る方法としては2つあります。
まずは正攻法ですが、文頭から順を追って理解していく読み方です。

英語は

主語(~は)/動詞(~する)/目的語(~を)/場所/とき
と並ぶ場合がほとんどです。

例えば
I played tennis in the park yesterday.
私は/した/テニスを/公園で/昨日

といった具合です。

このように頭から順に理解していくことで、
より正しく、確実な読解を進めることができます。

この方法で読解を進めるコツは、まず主語と動詞を
明確にしておくことです。

例えば(2)の問題の場合、
In my country, many people try to stay with their families on Christmas.
動詞はtry to stay = 滞在しようとする(いようとする)
このtry以前の単語がまとめて主部ですのでmany people=たくさんの人々が
主語となります。

つまり文章の構成としては「たくさんの人々が~いようとする。
となります。この「~」の部分にそれ以後の単語が入ると思ってください。

私の国では、たくさんの人々がクリスマスに彼らの家族といようとする。
が日本語訳した形となります。

基本的にどの英文もこの方法で訳すことができます。
主語動詞を明確にし、あとは目的語、場所、ときと考えていく。
これをいかに速く処理していけるかが長文読解のカギとなります。

あとは練習あるのみですので、多くの英文を訳していきましょう。

そして2つ目ですが。これは邪道と言ってもいいです。
私は基本的にはオススメできませんが、
どうしてもという場合はコチラで考えてみてください。

英文を前から順番に処理できない人は
①主語を訳す。
②文章の一番後ろから前に向かって訳す。
という手順で行ってみてください。

Kumi and I talked with Bob in our classroom yesterday.
クミと私は/昨日/私たちの教室で/ボブと一緒に/話した。

と比較的自然な日本語訳となります。

しかしこれはどうしてもこの方法でしか
考えられない!という人だけにしましょう。

この方法で日本語訳に慣れてしまうと、もう少し複雑な文法を
用いた英文を訳す際にうまくいかなくなるからです。

ハッキリ言ってその場しのぎの方法であり、
諸刃の剣でもあります。

前述した方法はこれから先どんな英文が出てきても
応用ができるので、これからも英語の勉強を頑張りたい!
という人は頭から訳していけるようになりましょう!

まとめ

チャレンジテストは問題内容はさほど難しくありません。
一か月ほど対策すればキッチリと解ける問題がほとんどです。

ただし、今までの文法事項、特に不定詞あたりの理解を
疎かにしてると正解率がやや下がる傾向にあるので、
自信のない人は、年内は文法の復習を行って、
年明けに長文の読解にチャレンジするようにしましょう!

何事も基礎が大切!
習ったことをしっかり思い出して、
得点力アップを目指しましょう!

社会編もチェック!

 

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