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塾選び

現役塾講師が教える良い塾講師の見分け方

更新日:

どうもがる先生です。

今回は良い塾講師と悪い塾講師の見分け方についてのお話です。
高い月謝を払っているからには良い講師に巡り合いたいですよね。

そこで良い講師と悪い講師の見極め方をお教えします!
(*あくまで私の経験談ですのでご参考程度でご覧ください)

1.学歴

教えてもらうからには高い学歴の講師がいい…
と思う気持ちはよく分かります。

しかし、残念ながら学歴と指導の腕前は比例しません。

学歴が良くとも、相手の理解を超える言葉で指導しても
生徒には全く伝わりません。

学歴が良い講師の中にはこのような相手の理解を超える
教え方をする人も存在します。

ですので、学歴=良い講師という図式は
あまり過信しすぎないほうが良い
でしょう。

学歴だけで講師を採用している塾よりかは
学歴ではなく正しく伝えられる力をもった講師を
幅広く採用している塾のほうが、良い講師に
巡り合える可能性は高いでしょう。

特に勉強ができない、勉強が苦手だから
少しでも成績を上げて欲しいと希望している方

であれば、高学歴の講師よりかは
中堅大学の講師の方が楽しく勉強を
教えられる場合も少なくありません。

学歴ではなく、人柄や話し方、子どもと
上手くコミュニケーションが取れているかで
講師を判断するようにしましょう。

2.言動・指導法

良い講師・悪い講師の特徴のほとんどは言動となって現れます。

講師が最も発してはならない言葉、
それは「なんでこんなこともわからないの」です。

もうこの言葉を発してしまう講師は最低です。

私は自分自身が講師として働くにおいて
相手のわからないをわかろうとする
ということを常に指導の中心にしています。

良い指導はまずは生徒への心遣いから始まるのです。

生徒が理解できるようになるには、
何がわからないのか」、「どこで躓いてしまうのか」を
講師側がしっかりと把握しておかなければなりません。

この努力をせずして「なんでこんな問題もわからないの」と
発してしまう講師は講師失格です。

良い指導とは、しつこくしつこく寄り添い続けることだと思います。
お金をもらいながら教えるというのはそういうことです。

理解されないからといってさじをなげるような講師は
出来る限り避けたほうが良い
でしょう。

3.叱り方

良い講師とは勉強ができないという理由で叱ったりはしません。

なぜかというと、勉強ができない理由を責めても
点数に結びつかないということを理解しているから
です。

点数は、講師の指導と生徒のやる気が重なった時に
ぐ~んとあがるもの
です。

なので勉強ができないからといって
生徒を叱ったところで成績は上がらない
のです。

では良い講師はどこで叱るのか。

主に生活態度です。

遅刻が多かったり、授業態度が目標点数に見合っていないとき
本気で叱ります。

勉強ができないから生徒を怒るのは「自己保身」が原因です。

理解してもらえないと、教えている側はフラストレーションが溜まります。
良い講師だとこのフラストレーションはコントロールできます。
悪い講師だとコントロールできずに生徒にぶつけてしまうのです。

生活態度の場合はそうではありません。
生徒に関心のない講師では、生活態度なんて知ったことではありません。
注意しようがしまいが、生徒の成績には関係ないと思っているのです。
先を見据えずに、その場限りの対応しかできない。
まさに悪い講師の典型です。

自分の子どもの面倒を見ている講師はどうでしょうか。

子どもを通じてでも確認してみましょう。

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