どうも、がる先生です。
親御さんや、私の周りの人たちによく聞かれる質問、それが
「塾にはいつから通わせたらいい?」です。
親御さんの考えというのは大きく分けて2つです。
その二つとは…
①進学思考
②学習思考
①にあてはまるのはこのような方です。
○国公立大学はもちろん、関西私学でも関関同立が最低ラインと考えている。
○子どものためにも学歴だけは重視したい
②にあてはまるのはこのような方です。
○進学に関しては子どもに任せている
○学校の授業についていけるレベルの学力は備えていてほしい
○できれば公立校へ進学してほしい
どうでしょうか?あなたのタイプはわかりましたか。
それでは、それぞれのタイプの親御さんに答えを出しましょう。
①進学思考のタイプ
小学校低学年のうちから大手進学塾に入塾させましょう。
国公立大学や偏差値の高い私立大学などは
中高一貫校からの進学率が圧倒的に多くなっています。
確率で言えば、名のある中高一貫校(大阪であれば清風中学や開明中学など)
に中学校から通わせ、勉強という環境に身を置かせることが一番です。
ただし、勉強だけの頭でっかちになってしまわないように
プライベートな時間も充実させてあげたいですね。
→リンク
②学習思考タイプ
おそらくこのようなタイプの親御さんが
子どもをいつから塾に通わせればいいか
迷っているのではないでしょうか。
私の塾にもそのような相談をされる方が
非常にたくさん来られます。
そのような場合、私の答えは
「遅くても中学校1年生の夏休みまで
早ければ小学校6年の3学期ごろ」と答えます。
なぜこの時期かというと、
中学校の1学期というのは勉強内容、特に数学と英語は
アルファベットの練習や正の数・負の数の計算など
さほど難しい内容ではなく、とてもスムーズに理解する
ことができ、テストの成績も平均で80点ほどは楽にとれるのです。
しかし2学期に入ると英語だとbe動詞と一般動詞の構文から
三人称単数現在形の構文まで、なかなか理解しづらい内容が
どっと押し寄せてくるのです。
このタイミングで成績はガクっと落ち込んでしまいます。
そしてその部分をリカバリーしようとしても
結構な時間がかかってしまうのです。
日本の教育業界の中心的存在であるベネッセの調査でも
英語が難しいと感じるようになるのは1年生の2学期が
最も多いという結果が出ています。
もし、中学1年生の1学期末に入塾できれば、
夏期講習もあることから、比較的スムーズに
2学期の内容を理解していくことができます。
これが最たる理由です。
近頃はスマホの普及などで子どもの勉強時間は
ますます削られています。
本来勉強は1日1時間集中して取り組めば
よほど成績が下がるということはないのですが、
現在の子どもたちはその時間すら確保できない
という現状なのです。
単純に勉強時間の確保と割り切って塾へ入れてしまうのも
一つの手です。
ただし安い買い物ではないので、
塾選びには失敗しないようにしましょう。