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教育制度

大阪市民なら絶対確認!塾代助成事業について詳しく知ろう!

更新日:

追記(2021年4月)

令和3年度前期の利用者限度額が発表されました。

申請者とその配偶者の令和元年度の所得金額の合計が、以下の取得限度未満であると助成を受けることができます。

扶養親族等の数 所得制限限度額
0人 3,220,000円
1人 3,600,000円
2人 3,980,000円
3人 4,360,000円
4人 4,740,000円
5人 5,120,000円
6人以上 1人増すごとに38万円加算

~追記終わり~

塾代は集団指導塾ならおおよそ2万円、個別移動塾であれば、コマ数によりますが、だいたい一コマ3000円~5000円程度かかります。

月にこれだけの出費ですから、少ない額ではありません。

金額の面から塾を諦めてしまう家庭もあるかと思います。

しかし大阪市は独自の補助制度を設け、塾代を補助してくれます

その内容を理解し、しっかりと助成を受けられるようにしましょう!

 

大阪市塾代助成事業とは

大阪市塾代助成事業とは、大阪市が独自に実施する事業です。

子育て世代の経済的負担を教育的視点から負担するもので、大阪市が指定する年収未満であれば、教育目的にのみ10,000円を助成するものです。

以下の要件と、大阪市に居住している中学生の子どもがいる、という条件を満たしていれば塾代助成カードというものが支給されます。


*上記はあくまでH30年度4月~9月分の利用者の限度です。現在は変更されている可能性があります。(ページ冒頭をご確認ください。)

助成カードの見本です。

さらに、条件を満たしていれば、実際に10,000円の助成を受けられます。

対象範囲は塾のみに限らず、英会話、音楽教室、絵画教室…と多義にわたります。

利用される教室が塾代助成事業に参加していれば、利用可能ですので、コチラから通っている、あるいは通われる予定の教室を検索してみて下さい。

さらに教室に関しては、大阪に隣接する市町村であれば、参加できるので、大阪市に居住している中学生であれば、堺市や吹田市などの塾に通い、助成を受けることもできます。

まずは通っている教室が助成事業に参加しているかどうかを確認しましょう!

助成を受けられる制限は?

助成を受けられる制限は、以下の所得によります。

*上記はあくまでH30年度4月~9月分の利用者の限度です。現在は変更されている可能性があります。(ページ冒頭をご確認ください。)

上図は、平成30年度上半期(4月~9月)の利用者の制限で、半期ごとに改変されます。

例えばH30年度上半期の利用者はH28年度の所得から、制限が決まります。

H28年度の所得が表の金額未満であれば月額10000円の助成が受けられる、ということです。

自分が限度に当てはまるかどうか、源泉徴収票を用意して確認してみましょう。

扶養親族等の数は以下の図を参考に算出しましょう。

次に所得の算出です。

これらを確認し、対象に当てはまっていれば助成を受けることが出来ます。

しかし、これらの算出方法は意外と複雑で、限度額に満たしていないからダメだ…

と思っていても実は要件を満たしており、助成を受けることができる、ということもあります。

(私の勤めている塾に通われている保護者の中でもそういうことが多々ありました)

なので、とりあえず申請することが大切です。

ダメもとでもいいので、塾代助成カードが交付されれば、とにかく申請してみましょう!

塾代助成カードが交付されても、半期ごとの限度額の改変や、所得の変化で助成が受けられなくなる、ということもあるので、
注意してください。

意外と複雑!塾代助成カードの使い方

10000円が支給されるというと、自分の私用預金口座に10000円が振り込まれることを想像してしまいます。

しかし塾代助成金は実際に10,000円が振り込まれるわけではありません。

イメージとしては、月に10,000円ずつ、助成カードに10,000円がチャージされていく、といった感じです。

助成カードは半期ごとにパスワードが設定されますので、そのパスワードを入力すれば、チャージされた金額が使用できる、といったシステムなのです。

ですので、実際に現金が支給されるわけではない、ということを理解しておきましょう。

マンガで理解!塾代が助成されるまでの流れ

 

助成金が支給されることが決定した場合には、以下のような用途に利用できるという事も知っておきましょう。

塾によっては、”塾代助成カードとパスワードを預からせて下さい”というところもあります。

これは、助成金利用のためには、事業者側がパスワードを使って、助成金を申請しなくてはならないためです。

本来であれば、毎月助成カードとパスワードを持参するのですが、毎月10,000円以上は助成されないという点から、基本的には一つの教室でしか利用することがありません。
(*もちろん2つの習い事で5000円ずつ利用することも可能です)

ですので助成カードごと預かってもらい、毎月処理してもらうほうが、お互いにとって便利です。

もちろん退塾や退会となれば、パスワードと助成カードを返却してもらわなけれればなりません。

忘れないでおきましょう。

まとめ

・大阪市に在住の中学生の子どもがおり、所得の制限を満たせば、塾代助成カードが支給される

・塾代助成カードが支給されれば、塾代助成の申請ができる

・申請が受理されれば、毎月10000円が助成カードにチャージされ、パスワードを開示することで利用できる

・教室は大阪市に隣接していれば他市町村でも利用可能

・所得の制限は定期的に改変される

本記事は大阪市の塾代助成事業についてですが、大阪市以外の市町村でも助成事業を行っているところはあるようです。大阪市在住でない方は、お住まいの自治体のホームぺージから調べてみて下さいね。

大阪市塾代助成事業に関して、詳しくはコチラから確認しましょう。

私にお応えできることがあれば、お答えしますので
当ホームページに質問して下さってもかまいません。

*画像は大阪市塾代助成事業のホームページから引用させていただきました。

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